F1のCEOを務めるS・ドメニカリは、今後のF1カレンダーの組み替えにおいて“歴史と伝統”だけでは開催リストに残るのは難しいとの見方を示した。
『もちろん、グランプリに歴史的な価値があれば(開催リスト選定の際に)プラスにはなるだろうが、それだけでは十分ではない。今の多くの若いファンにとって、モンテカルロとラスベガスの新サーキットの違いは重要ではないからね。』
『それだけに、歴史は未来を見据えたものでなければならない。F1のチケットは決して安くはない。(そこで得た収益から)インフラ整備への投資を可能にし、あらゆるレベルのファンにサービスを提供し、現在のレース数を超えることはないであろう開催カレンダーにおいて、各国が財政的に参加できるものでなければならない。』
『F1はもはや単なるスポーツではなく、エンターテインメントの領域に入っている。エンターテインメントはポジティブで美しく、活力を与えてくれるものだ。この観点から言えば、我々はレースに参戦しているが、周囲で何が起こっているかに関して常に細心の注意を払わなければならない。』
近年、F1は年間24戦が開催されているが、スケジュール的にこれ以上の開催数増加は難しい。最近のグランプリでは、レース週末に合わせてライブコンサートを行うなど、観戦の魅力を増す努力をしている。
[2025.10.09]
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