先月、レッドブルのM・フェルスタッペンは来シーズンもチームに残ることを明言したが、そのチームメイトとなるドライバーについてドイツのAuto Motor und Sport紙はI・ハジャーで内定したと報じた。
ここ数年、レッドブルはフェルスタッペンを主体としたマシン開発を行ってきた。そのため、チームメイトとなるドライバーは“フェルスタッペン好みのマシン”を乗りこなすのに苦戦を続けた。近年では、D・リカルド/D・クビアト/P・ガスリー/A・アルボン/S・ペレス/L・ローソンといった有力ドライバーがシートに収まったが、いずれもマシンに苦戦することになった。
今シーズン序盤、レッドブルはローソンから角田裕毅に急遽スイッチした。裕毅は予選でフェルスタッペンに近いタイムを出すときもあるが、決勝でのロング・ランでは大きく引き離されることになった。フェルスタッペンは優勝を飾る一方で、裕毅はエミリア・ロマーニャGPのクラッシュから大きく歯車が狂い、入賞すら十分にできない状況が続いている。
裕毅が苦戦をする中、兄弟チームで古巣のレーシング・ブルズは快進撃を続けている。I・ハジャーはオランダGPで3位表彰台を獲得し、続くイタリアGPではピットレーンスタートから入賞を達成した。Auto Motor und Sport紙は、ハジャーの直近での好成績が“レッドブル昇格の決め手”には十分とし、既に内定していると分析した。
ハジャーがレッドブルに昇格した場合は、レーシング・ブルズはローソンを残留させると共に新人のA・リンドブラッドを起用する見込みだ。裕毅には収まるシートがなく、他チームに活路を見いださなければならなくなる。
なお、レッドブルは来シーズンのドライバー選定を急がない方針を強調している。メキシコGPまでの成績を総合的に判断し、来シーズンの体制を最終確定したい意向だ。
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