FIAは、ウィリアムズから出されていた「オランダGP・決勝でのペナルティの再審請求」について審理し、単なるレーシング・インシデントであったとの結論に変更した
決勝レース終盤、サインツJrとL・ローソンは1コーナーで激しく競い合った。サインツJrはアウト側からオーバーテイクを試みたが、その際に二人は接触して共に順位を落とすことになった。レース・スチュワードはサインツJr側に非があると判断し、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2加算を決定した。
FIAへの再審請求の実施にあたって「新規の発見事項」がないと受け付けない。これは相当にハードルが高いが、ウィリアムズ側は、レース中にレース・スチュワードが判断材料として入手できていなかった「サインツJrのマシンに取り付けられていた360度カメラ映像」「ローソンのマシンに取り付けられていた後方カメラ映像」を提出。これらの映像はカメラのSDカードに収録されており、レース後に回収された。FIAは、これらの映像はレース・スチュワードが裁定には用いておらず、新証拠に該当すると判断した。
新証拠により両マシンの位置や動きが再検証され、裁定が見直された。当初はサインツJrに過失があるとされたが、二人のドライバーの双方に原因があったとされた。
なお、サインツJrのペナルティポイント2は撤回されることになる。10秒のタイムペナルティはレース中に消化済みのため、リザルトの変更は行われない。
[2025.09.14]
[関連記事] |
・レース関連トピック ・FIA関連トピック ・ウィリアムズ関連トピック ・C・サインツJr関連トピック ・L・ローソン関連トピック |
---|

昨日、レッドブルのM・フェルスタッペンがドイツのニュルブルクリンクで開催された「ニュルブルクリンク耐久・第7戦…
週末、フランスのマニクール・サーキットでレッドブルのショーランイベントが開催され、レーシング・ブルズのI・ハ…
週末、メルセデスAMGのV・ボッタスがヨットレース「SailGP」に体験搭乗し、レースを満喫した。 SailGPは、統一規格…
本日から、東京では「東京2025世界陸上」が幕開けしたが、同大会でのアートプロジェクトにレッドブルのF1マシンが登…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 9月(86件) ・2025年 8月(173件) ・2025年 7月(178件) ・2025年 6月(173件) ・2025年 5月(192件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |