FIAは、ウィリアムズから出されていた「オランダGP・決勝でのペナルティの再審請求」について審理し、単なるレーシング・インシデントであったとの結論に変更した
決勝レース終盤、サインツJrとL・ローソンは1コーナーで激しく競い合った。サインツJrはアウト側からオーバーテイクを試みたが、その際に二人は接触して共に順位を落とすことになった。レース・スチュワードはサインツJr側に非があると判断し、10秒のタイムペナルティとペナルティポイント2加算を決定した。
FIAへの再審請求の実施にあたって「新規の発見事項」がないと受け付けない。これは相当にハードルが高いが、ウィリアムズ側は、レース中にレース・スチュワードが判断材料として入手できていなかった「サインツJrのマシンに取り付けられていた360度カメラ映像」「ローソンのマシンに取り付けられていた後方カメラ映像」を提出。これらの映像はカメラのSDカードに収録されており、レース後に回収された。FIAは、これらの映像はレース・スチュワードが裁定には用いておらず、新証拠に該当すると判断した。
新証拠により両マシンの位置や動きが再検証され、裁定が見直された。当初はサインツJrに過失があるとされたが、二人のドライバーの双方に原因があったとされた。
なお、サインツJrのペナルティポイント2は撤回されることになる。10秒のタイムペナルティはレース中に消化済みのため、リザルトの変更は行われない。
[2025.09.14]
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