先週、レッドブルはC・ホーナーを代表から解任する新人事を行ったが、M・フェルスタッペンの去就についても不安定な状況が続いている。
フェルスタッペンはレッドブルと複数年の契約を結んでいるが、パフォーマンス条項により契約解消も現実味が帯びてきている。これまではC・ホーナーを筆頭にして強固なチーム体制が築かれていたが、技術面を統括してきたA・ニューウェイをはじめ、幹部メンバーがチームを去ったことにより競争力が低下。今シーズンは優勝争いどころか表彰台に上がるのにも苦労する事態となった。
レッドブルは、来シーズンからレッドブル・パワートレインズによる自社製パワーユニットに切り替える。レッドブル・パワートレインズはホーナーによって主導されてきたが、プロジェクトを主導してきたトップが去ったことは不安要素となり得る。また、レッドブル・パワートレインズのパワーユニットが初年からライバルメーカー並みの出力を出すのは難しいと予想され、フェルスタッペンにとってもチームに残るメリットが少ないとみられている。
メルセデスAMGは、フェルスタッペンの契約を買い取ることを検討しているとされる。巨額の違約金を支払ってでもフェルスタッペンを獲得することで、一気にチームの競争力をアップさせることが出来る。また、マーケティング面でも大きなメリットがあり、巨額の費用を払う価値があるとみられている。
既にメルセデスの取締役会はフェルスタッペンの獲得で意見が一致しているとされる。フェルスタッペン側は直ぐに答えを出すことはせず、夏休みまで熟考して返事をする模様だ。
なお、フェルスタッペンがメルセデスAMGと契約を結んだ場合、G・ラッセルとジョイントナンバーワンでチームメイトを組むと予想される。K・アントネッリはシートを失うことになるが、その場合はアルピーヌへのレンタル移籍が検討にあがっているようだ。
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