FIAは、次戦中国GPからリア・ウィングの「静的たわみ検査」を強化することを各チームに通達した。
今シーズン、最新のレギュレーションでフロント・ウィングとリア・ウィングの「たわみ」の検査が強化された。しかし、開幕戦・オーストラリアGPでは、一部のチームのリア・ウィングで「たわみ」が生じていることをFIAは確認。取り締まりを強化することになった。
マクラーレンのリア・ウィングには目立つ形で「たわみ」が生じており、「ミニDRS」ともよばれる。オーストラリアGPでも「ミニDRS」とみられるウィングの動きが確認された。
FIAは、開幕戦オーストラリアGPで一部のマシンに検証用のカメラを設置して状況をモニタリングしていた。その結果、全マシンに規定違反はみられなかったが、「検査を厳格化するのに十分な理由がある」として、中国GPからマシンの検査内容を強化することを決断した。具体的には、マシンが静止した状態でリア・ウィングに負荷をかけ、「たわみ」の状態を監視する試験を厳格化する。
なお、現在の規定では静止状態での「たわみ」は、「2mm」まで許容されている。これを一気に「0.5mm」まで厳格化する。オーストラリアGPと中国GPはフライアウェイで連戦となり、各チームが対応する時間的な余裕が少ないため暫定的に「0.75mm」が適応される。
[2025.03.18]
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