FIAは、今週末のサンパウロGPからタイヤの「水冷」トリックが行われていないか注視し、調査を進めている。
今シーズン、マクラーレンはマイアミGPでのマシンアップデートから競争力を大幅に高めた。レッドブルは、マクラーレンの急激な速さの獲得に“マシンアップデートだけでは説明がつかない”ところがあるとして、規則の抜け穴をついているとみている。
レッドブルは、一部のチームが「タイヤの内側を水で冷やすことで競争力を得ている」として、FIAに規定違反がないか調査を要請。マクラーレンはバルブを介して少量の水を追加することでメリットを得ているとしている。効果のほどは定かではないが、タイヤのデグラデーションを緩めるといった効果があるという。
なお、ピレリは各チームから提供されたホイールにタイヤを装着している。ピレリはタイヤ装着後に“手を加える”ことを一切認めていない。ピットにはピレリのエンジニアがいるためメカニックが手を加えることは難しく、走行後に戻されたタイヤを分解する際に意図的に水がついていればピレリから報告があがるため、このような「水冷」トリックができるのかは疑問視されている。
[2024.11.03]
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