現在、VCARBのＤ・リカルドには「シンガポールGPを最後にシートを失う」可能性が噂されているが、もしこれが現実になった場合に「レッドブルのリザーブ・ドライバーへの復帰」が憶測されている。
リカルドは、昨年にレッドブルのリザーブ・ドライバーを務めてきた。VCARBの前身であるアルファタウリのＮ・デ・フリースが成績不振に陥ったため、シーズン途中で古巣のアルファタウリからレースに復帰した。リカルドは昨年のオランダGPで手首を負傷したため、数戦にわたりＬ・ローソンにシートを譲ることになった。
リカルドは今年もVCARBからフル参戦の予定だったが、開幕当初からチームメイトの角田裕毅に負けるシーンが多かった。そのため、シーズン途中でのドライバー交代が噂される事態になった。シンガポールGPの週末には、リカルド本人やチーム関係者から“F1引退”を示唆するようなコメントもあり、次戦アメリカGPからローソンが再びシートに収まるとみられている。
レッドブルは、リカルドに対してリザーブ・ドライバーのポジションを再オファーする可能性が高い。ただし、それはレース復帰を目的としたものにはならず、あくまでも正ドライバーに何かが起こった際の控えやシミュレータ走行がメインになると予想される。
［2024.09.25］
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