ロシアの穀物肥料企業「ウラルカリ」は、今週月曜日にハースよりスポンサー資金の返還があり、問題が解決したことを明らかにした。
ウラルカリは、2022年シーズンのタイトル・スポンサーに就任することが決まっていた。チームにはスポンサー資金を前払いしていたが、ロシアのウクライナ侵攻により契約が破談になった。
ウラルカリは、スポンサー資金の返還および契約書で定めていたF1マシンの提供を求めていた。しかし、ハースはこれに応じず裁判となっていた。スイスの裁判所は、ハースに返還義務があると判断したが、この返還期限である7月末になっても約束が履行されなかった。そのため、ウラルカリのオランダ支社がザントフォールト・サーキットに到着したハースのマシンや機材の資産を差し押さえる事態となった。ただし、ウラルカリとハースは協議のうえ「レースへの出場する」ことを可能とした。
オランダGP後の月曜日、ハースは中東の第三者の口座を通してウラルカリへスポンサー資金を返還。ウラルカリ側もこの金額の返金を確認した。また、契約で定められていたF1マシンの提供も確認された。
なお、差し押さえ措置のため月曜日の段階ではハースのマシンや機材がザントフォールト・サーキットに残ったままだった。チームはこれから急いでモンツァへ向かう準備をするが、イタリアGPにどのような影響が出るか定かではない。
[2024.08.27]
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