レッドブルは、夏休み明けのシーズン後半戦もＳ・ペレスを続投させることを内定したようだ。
今シーズン、Ｓ・ペレスは開幕数戦は好調だったものの、しだいに成績を落としてチームメイトのＭ・フェルスタッペンに差をつけられていった。ペレスは来シーズン以降の契約更新を下が、ベルギーGP終了時点で140ポイント以上の差をつけられているため、シーズン途中での契約破棄が噂されていた。
レッドブルは、ベルギーGP後の月曜日にイギリスのミルトンキーンズにあるファクトリーで幹部会議を開催。ペレスの今後の去就について議論した。ペレスの後任として挙がっていたＤ・リカルドはVCARBでの成績に波があり、Ｌ・ローソンは事前のテストで首脳陣を満足させるタイムを出せなかった。角田裕毅はVCARBのエース・ドライバーを務めており、現時点でチームを抜けるとVCARBのコンストラクターズ争いが危うくなってしまう。
夏休み明け後のシーズン後半戦は、バクーやシンガポールなどペレスが得意とするコースが続く。また、マーケティング的にも重要なメキシコGPやアメリカGPが控えていることから、ペレスを継続使用するのが最善と判断したようだ。
［2024.07.31］
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