アルピーヌは、チーム代表を務めるＢ・ファンミが2024年8月末をもって退任する方針を発表した。
ファンミは2022年にパワーユニット開発責任者としてアルピーヌのF1プロジェクトに加入し、技術部門を統括してきた。昨年夏にＯ・サフナウアーがチーム代表を解任されたのを機に暫定チーム代表に就任した。そして今シーズンは代表としてチームを率いてきた。
ファンミは、今後はルノーのF1パワーユニット開発拠点「ヴィリー・シャティヨン」の事業再編に注力する。ヴィリー・シャティヨンは長年にわたってルノーのF1エンジン開発を行ってきたが、F1からの完全撤退が噂されており、ファンミはその整理を行うとみられている。
なお、アルピーヌはＦ・ブリアトーレが加入してからチームの再建が急速に進んでいる。パワーユニットをルノーからメルセデスに変更するプランをはじめ、新代表としてF2チーム代表のＯ・オークスを迎え入れるプランが浮上している。
［2024.07.27］
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