FIAとオーストリアGPのレース・スチュワードは、VCARBの角田裕毅に対して約700万円の罰金を科すことを決めた。
土曜日の予選1回目の際、裕毅はアタックに出るためにピットレーンに並んだが、その際に周冠宇に先を越された。その際に裕毅は無線で不満を口にしたが、その発言内容が知的障害者を揶揄する表現を含んでいた。
FIAとレース・スチュワードは、裕毅の発言を問題視。セッション終了後の20時から裕毅を召喚し、発言のいきさつと真意を確認した。裕毅は今回の発言について、英語が母国語ではないために“意図していないもの”だったと弁解。しかし、FIAはそのような事情があっても容認できないと判断した。
FIAは、裕毅に対して約700万円の高額な罰金を科した。このうち半額は執行猶予扱いとなり、今シーズンの残りのレースで同様の発言がなければ免除される。
［2024.06.30］
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