サウジアラビアGPでは、レッドブルは依然として強さを発揮して1-2フィニッシュを飾ったが、C・ホーナー代表の従業員への不適切な行為を巡って内紛状態が続いている。
今シーズン開幕前、レッドブルの女性従業員がレッドブル本社に「ホーナー代表の不適切な行為」を告発した。レッドブル本社はこれを受けて直ぐに調査チームを立ち上げ、調査にあたった。その後、調査チームは「問題なかった」と結論づけ、ホーナー代表の続行が決まった。
レッドブル本社は、ホーナー代表の解雇を考えていたとされる。しかし、レッドブルの株式の過半数を持つタイ人オーナーが“ホーナー支持”を打ち出しており、その意向が大きくはたらいたと考えられる。
レッドブルは、開幕前の結論をもって騒動の収束を図ったが、その後もチーム首脳陣の間でいざこざが続いている。サウジアラビアGPの週末には、「レッドブルが女性従業員を停職処分にした」「有名アーティストが今回の一件をテーマにした楽曲を作っている」「フォードが契約破棄の可能性を探っている」「H・マルコの更迭される」「ホーナー代表がオーストラリアGP前に解雇される」など、様々な噂が浮上した。
レッドブルは、現在のチームの成功に大きな貢献をしたM・フェルスタッペンを抱えている。フェルスタッペンはマルコに対して大きな信頼を寄せており、契約書にも「マルコがチームにいない場合は契約を破棄できる」としている。現在のチームの状況しだいでは、マルコがチームを去ることも十分に考えられる。そうなった場合は、フェルスタッペンはレッドブルを去ってメルセデスやアストンマーチンへの移籍するとみられている。
なお、マルコは各グランプリではホーナー代表と一緒の飛行機便で移動するのが慣例となっている。しかし、サウジアラビアGP決勝終了後にマルコはチームと共に移動せず、フェルスタッペンのプライベートジェットで帰国したことから、さらなる憶測を呼ぶことになった。
[関連記事] |
・レッドブル関連トピック |
---|

月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 5月(72件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |