RBの角田裕毅は、バーレーンGP・決勝レース終了後にD・リカルドのマシンに急接近し、危険ともとれる動きをしたことを釈明した。
バーレーンGP・決勝レース終盤、裕毅はチームから無線でリカルドに先行させるように指示を受けた。リカルドはソフト・タイヤを装着していたため、前方のK・マグヌッセンや周冠宇をオーバーテイクしてポイント獲得を目指すための戦略だった。
裕毅はこの無線の指示を聞いて反発。無線で不快感を示しながらもリカルドを先行させた。先行させた後も怒りは収まらず、無線で“リカルドは速くないじゃないか”と不快感を示していた。
リカルドは前方マシンを追い抜くことが出来ず、そのまま13位でチェッカーを受け、14位で裕毅が続いた。チェッカー後、リカルドと裕毅はピットにマシンを戻すためにスロー走行となったが、8コーナーで後ろを走っていた裕毅がリカルドにタイヤをロックさせながら急接近してオーバーテイクを仕掛ける形となった。両マシンは接近しながらも接触することはなく、裕毅はそのまま走り去ってピットに戻った。
今回の裕毅の行動に対して、賛否で様々な評価がされている。しかし、レース後にそのような行動をみせたことに批判の声も一定数ある。
裕毅は今回の一件について次のようにコメントした。
『正直に言って、ダニエルにそれほど接近していたわけではありません。ボクはポイント圏外にいましたが、ちょうどマグヌッセンをオーバーテイクするところでした。メインストレートではマグヌッセンに並んで走り、最後の数周のところでドライバー交代の無線を受けました。正直に言って、チームの考えが分からないので、彼らの考えを理解する必要があります。今のところは(バーレーンGPでの戦略の妥当性が)今のところ理解できません。』
なお、リカルドは裕毅が仕掛けてきた件について“未熟だ”として、事態沈静化のためにも取り合わない姿勢をみせている。
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