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HRC・渡辺社長、ドライバーもマシンも高い競争力がある

HRC・渡辺社長、ドライバーもマシンも高い競争力がある

HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長は、まもなくF1シーズンが開幕するにあたり会見を開き、今年の意気込みについて次のように明かした。

『昨年、2023年シーズンはホンダ・レッドブル・パワートレインズのパワーユニットを搭載したレッドブル RB19が22戦中21勝し、F1の歴史に新たな大記録を樹立しました。これは1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストが駆るマクラーレン・ホンダ MP4/4が打ち立てた16戦中15勝という記録を自ら塗り替える快挙となりました。』

『今年は、ホンダが1964年に初めてF1参戦をしてから60年目の節目の年となります、1963年に初の市販車を発売したばかりのホンダが、初のF1マシンであるRA271を製作し、世界一を目指して挑戦を始めました。また、現在のパートナーであるレッドブルも今年がチーム創立20周年の記念の年です。HRCは引き続きレッドブル・パワートレインズのテクニカル・パートナーとして、2つのチームにパワーユニット Honda RBPT H002の供給を行います。』

『ドライバーもマシンも高い競争力があるというのは確かですが、今年はレース数が2戦増えて年間24戦のタフなシーズンになりますし、当然、フェラーリやメルセデスといったライバル勢も信頼性とパフォーマンスを共に上げてくると思います。決して楽な戦いはできないとみています。』

『今シーズンは、レッドブルそしてホンダの双方にとって記念すべき年なので、ドライバーズ・タイトルの4連覇、コンストラクターズ・タイトルの3連覇を達成して、新たな歴史を刻めるよう全力を尽くしていきます。また、参戦4年目となる角田裕毅には、自己最高位の4位を超えて、ぜひ表彰台を目指して頑張って欲しいと思っています。』

[2024.02.28]


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