ピレリは、2023年シーズンのデータを集計し、シーズンを通したタイヤの総走行距離が「地球8周分」にも達したことを明かした。
ピレリは2023年の年刊統計を公表し、全レース/全セッションのタイヤ走行距離は307,925.8kmに達した。これは地球8周分の距離に相当し、使われたタイヤは6847セットにもおよぶ。年間を通して最も使用されて走行距離を稼いだのはC3コンパウンドで、総走行距離の36.57%を走り抜いた。
今年レースの中で「1セットで最も長い距離」を走行したのは、O・ピアストリがサウジアラビアGPで記録した「302.5km」だった。ピアストリはスタート直後のアクシデントによりピットインし、その際にタイヤ交換を終えてそのまま走りきってレースを完走した。
なお、今回の集計数字は、エミリア・ロマーニャGPが開催中止となったため全22戦でカウントされている。
[2023.12.23]
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