メルセデスAMGは、テクニカル・ディレクターとしてＪ・アリソンを現場復帰させる方針を決めた。
アリソンは2021年シーズンをもってCTO（最高技術責任者）のポジションから降り、レースチームの仕事を終えていた。最近の2年は、アリソンはファクトリーでの勤務を行い、ヨットレース「アメリカズカップ」のプロヘクトに参加していた。
現在のCTOであるＭ・エリオットは、アリソンを再びレース現場に復帰させて、チームの立て直しを図ることを決断した。今後、エリオットは組織マネジメント面を担当し、アリソンは技術面を再び統括するとみられている。
メルセデスAMGは昨シーズンからマシンのコンセプトを一新させたが、十分な結果を残せないでいる。アリソンは今年のマシンの見直しをはじめ、来シーズンに向けて準備を進める。
［2023.04.22］
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