シューマッハ，トラブル続きで散々なレースに
ハンガリーGP・決勝，メルセデスAMGのＭ・シューマッハは度重なるトラブルに見舞われ，さんざんなレースとなってしまった。
フォーメーション・ラップを終えてグリッドについたシューマッハは，直後にエンジン温度のアラームが点灯したため，エンジンのスイッチを切らざるを得なくなった。このため，スタートがやり直しとなりピットスタートに変更した。ピットからのスタートで上位を追いかけたものの，タイヤがパンクして再びピットに戻らざるを得なくなった。しかも，このときにピットでスピード違反を犯しドライブ・スルーのペナルティを科された。この後は淡々と周回を続けたが，テレメトリー・システムが不調でピット側でマシンの状態がつかめず，オーバーヒートの傾向があったことから“ダメージを避けるためにリタイア”を強いられることになった。
［2012.07.30］
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