ルノーのエンジン責任者を務めるB・ファンミは、昨シーズンにアルピーヌへ供給したエンジンが多くのトラブルに見舞われたことに関して、次のようにコメントした。
『昨年、我々はかなりのリスクを負ったんだ。可能な限り軽量なエンジンを開発し、通常行われるような完全な検証プロセスを経ないというリスクを冒したよ。最後の瞬間までプッシュしたかったし、問題があったとしても少し遅すぎたくらいだ。可能な限り、開発を進めたかったんだ。』
『問題があったにせよ、我々が獲った戦略は正しかったと思う。シンガポールGPでは、僅か8周の間に(E・オコンとF・アロンソに相次いで)問題が発生したのは、信じられないことだったけれどね。ただ、これ以外の問題は、ウォーターポンプやフューエルポンプなど、補器類に関するものばかりだった。2023年シーズンまでには、これらの問題は解決できると楽観視している。』
ルノーはパワーユニットの開発が凍結されるにあたり、“遅くて信頼性がある”よりも“速いが壊れやすい”ほうを選択した。現在のレギュレーションでは新規開発は認められないが、信頼性確保のための改良は許されており、ルノーは信頼性を後で確保する方針に振り切っている。
[2023.01.23]
[関連記事] |
・アルピーヌ関連トピック ・ルノー関連トピック |
---|

動画配信サービス大手の「Netflix」は、F1ドキュメンタリー番組『The Seat』を配信を発表した。 『The Seat』は、今…
1994年4月30日のサンマリノGP・予選でR・ラッツェンバーガーが命を落としてから、31年の歳月が流れた。 ラッツェン…
レッドブルのアドバイザーを務めるH・マルコは、日本GPからチームに昇格した角田裕毅の成長ぶりを次のように評価し…
レッドブルの角田裕毅は、イギリスのシルバーストーン・サーキットでテストを行うなど、マシンへの理解を深めている…
月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) ・2024年 5月(195件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |