FIAは、サンパウロGP・決勝でセーフティ・カーが出動した際、アルファタウリの角田裕毅に対してアンラップの手続きがとられなかったことに関して検証を行うことを決めた。
通常、インシデント発生後にセーフティ・カーが出動するとマシンの隊列を整える。トップを走っていたドライバーを先頭に隊列が整った後、レース再開に向けて実際のポジション通りの隊列となるよう“列の途中にいるマシン”に対して「アンラップ」の許可を出し、セーフティ・カーを追い抜いて走行して正規の隊列とする。
サンパウロGP・決勝レースでは、N・ラティフィとA・アルボンに対してアンラップの許可が出されたが、トップ集団に位置していた裕毅には許可が出されないままレースが再開となった。裕毅にはレース再開と同時にブルーフラッグが掲示され、全てのマシンにラインを譲ることになり周回遅れとなってしまった。
FIAは、レギュレーションではアンラップの判定を「セーフティー・カー・ライン(1つ目)を2回目に越えた後、コントロールラインで周回遅れとなっていたマシンが対象」と定めている。裕毅はこの判定が入る際にタイヤ交換でピットへ向かっており、ピットロード通過時に本コースで先頭を走っていたG・ラッセルよりも先にコントロールラインを通過した。そのため、この判定に引っかからずにアンラップの対象とはならなかった。
FIAはコンピュータでシステム的にアンラップの対象を判断しているが、このシナリオ判定に問題があったと考えている。今後、検証を行って改善を検討する。
[2022.11.15]
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