カナダGP・フリー走行2,レッドブルのS・ベッテルが最終コーナーのシケイン立ち上がりでマシンの姿勢を乱し,右側のウォールにマシンをクラッシュさせてしまった。ベッテルに怪我はない。
ジル・ヴィルニューブ・サーキットの最終コーナーは鋭角的なシケインとなっている。以前,ここの立ち上がり区間では,ワールドチャンピオン経験者のドライバーが相次いで右側のウォールにヒットするアクシデントがあったため,「王者の壁」と呼ばれるようになった。ベッテルは昨シーズンのチャンピオンに輝いたばかりで,早くも壁にヒットすることになった。
[2011.06.11]
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