オーストリアGPでレッドブルを表敬訪問したHRCの渡辺康治社長は、パワーユニットのレギュレーションが大きく変更される2026年からF1復帰をする可能性について、含みを持たせた。
『F1はモータースポーツのトップカテゴリーですから、F1の世界で何が起きているのか、常に注視しています。もちろん、我々はF1活動を(昨年限りで)終了したばかりですから、ホンダ社内で2026年シーズンについて何も議論はされていません。そういうことではノー・プランです。』
『ただ、ドアは閉じられてはいません。私の理解では、F1は2026年のレギュレーション決定に向けて議論を進めており、間違いなく(ホンダが目指す)カーボンニュートラルの方向性を持っています。これは我々と同じ方向性であり、今のF1の方向性を通したカーボンニュートラルから解離する必要はありません。か本ニュートラルなF1を研究する良い機会でもあり、そういう意味で扉は閉ざされてはいません。』
『(F1へ復帰するには)いくつかの要因に注目する必要があります。ホンダは大量生産(ロードカー)とカーボンニュートラルを理由としてF1撤退を決めた以上、まずはこれに集中する必要があります。そしてこれが実現できたと実感できれば、F1を検討することができます。正確な時間軸は分かりませんが、2026年にF1復帰をするのであれば、1年から1年半の間に決定する必要はありますね。』
オーストリアGPの週末には、渡辺氏のほかにホンダの三部敏宏社長と倉石誠司会長、浅木泰昭氏(パワーユニット開発責任者)が現地を訪問していた。ホンダのキーマンが揃って訪問したことで、多くの憶測をよんでいる。
[2022.07.12]
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