アルファタウリのP・ガスリーは、マシンがバウンドする「ポーポイズ現象」に多くのドライバーが悩まされていることに関して、次のように警鐘を鳴らした。
『(ポーポイズ現象でドライバーの身体にダメージがあるのは)健康的でないのは確かだ。脊椎のディスクが痛んでいるから、セッションの前後には必ずフィジオによる施術を受けている。サスペンションがなく、背骨を貫通する衝撃があるよ。』
『チームは“セットアップを妥協して良いのか?”と聞いてくるけど、ボクはパフォーマンスのために健康面で妥協している。ボクはいつもそうやっているんだ。なぜなら、ボクはドライバーであり、常に最速のマシンを追い求めているからね。』
『ただ、FIAは、ボクらドライバーの健康とパフォーマンスのどちらかを犠牲にしなければならないような状況に追い込むべきではないよ。やっかいなことだし、明らかにサスティナブルではない。30歳で杖をつくようなことにならないよう、解決策を探ってもらうようにお願いしているよ。』
今年はマシンのレギュレーション改革により大きく変貌したが、ダウンフォースを得るグラウンドエフェクト効果によって特有のポーポイズ現象が生じてしまった。ポーポイズ現象は290kmを超える速度で生じるとされ、ドライバーにとっては体力的にも負荷が高まっている。
[2022.06.15]
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