スペインGPのレース・スチュワードは、ハースのK・マグヌッセンとM・シューマッハに対して戒告処分を科した。
マグヌッセンとシューマッハは、予選走行の際に「不必要に遅いラップをした」として、レース・スチュワードによる調査対象となった。現在のF1では、各セクターに最低通過タイムが設定されており、そのタイムから大きく外れると審議対象となる。
スペインGPの予選では、最低通過タイムに抵触する事象が全部で55件も発生した。これらは「アウトラップ中に後続のマシンを譲るため」であったり「先行マシンと間隔を作るため」だったりした。しかし、ハースの二人は「ピットレーン最前列で最初にピットアウトしており先行/後続マシンも無かった」として、戒告処分の対象になると判断された。
[2022.05.22]
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