マクラーレンのCEOをつとめるZ・ブラウンは、市街地レースの象徴でもあったモナコGPの今後について、次のように危惧した。
『モナコは、F1の最も華やかな部分を常に象徴していた。しかし、マイアミやシンガポール、ラスベガスはかなり魅力的なマーケットになりつつあるよ。』
『モナコは、他のグランプリと同じような商業的条件を満たす必要があると思う。マシンが大きくなるにつれて、(オーバーテイクができる)レースが難しくなっているから、コースをどう適応させるかを考える必要があるかもしれないね。』
『これまでの歴史を考慮する必要があるのは確かだ。その一方で、レースがどのようなものであるかも考慮する必要があるだろう。スポーツへの経済的な貢献度という要素もあるね。モナコは、無いよりあった方が良い。しかし、ドライバーやチームよりもスポーツが大きくあるべきだし、1つのスポーツよりも大きくあるべきだよ。』
モナコGPは長い歴史があり、社会的なステータスからもF1にとっては必要なものになっている。しかし、オーバーテイクがしにくいコースレイアウトや安全性の面で課題があり、他のグランプリの魅力が高まれば、今後の開催継続が議論されることになる。
[2022.04.04]
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