アルファタウリの角田裕毅は、新年を記念してメディア・インタビューに応じ、昨年のデビュー・イヤーを次のように振り返った。
『シーズン前半は、自信がどんどん失っていき、負のスパイラルにどんどん陥っていきました。クラッシュしないようにと言われましたし、クラッシュするたびに自分が乗れる時間が削られていくので、将来的にも良くないので少しペースダウンしながら、クラッシュしないことだけを心がけて走っていました。』
『クラッシュはなくなったんですけど、そのぶんだけペースは遅いですし、チームにとって良い結果を出せなかったのが続いてしまった。何かを変えなければいけないときに、チームからシャシーを変えるということになり、そこから負のスパイラルを変えることができました。それはトルコGPだったんですけど、さらにA・アルボンが自分のコーチ役に就けていただいて、そこから少しずつですけどアプローチを変えて、F1やレースウィークに対する考え方も変わっていって、結果も少しずつ良くなっていきました。』
『ボクがハイライトとするのは、ブラジルGPですね。結果的には良くなかったんですけど、フリー走行1回で直ぐに予選という流れでしたが、最初から飛ばすことができて、惜しくも予選3回目には行けませんでしたが、今まで感じていた負のスパイラルが少しずつ消えていった感じがしました。最後の2戦のサウジアラビアとアブダビでは良い結果を残すことができました。特にアブダビはホンダ最終年ということもあって結果を残したかった。ホンダさんへの感謝を胸に4位で終われたので、本当に良かったと思います。』
『アブダビでは、開幕戦で持っていた自信をさらに超えることができましたし、クルマへの理解を本当につかみ取ることができず苦戦したんですけど、負のスパイラルから抜け出したことで、今年に向けて良い感触で終えられた最終戦だったかと思います。アップダウンもあり、かなりキツかったですけど、逆にほとんどのシチュエーションを経験できたので、良かったと思います。』
『Fワードは、今年はSNSで賛否両論でした。たたかれる方が多かったこともありますし、逆に賛同したり面白いと捉えてくれる方もいました。正直、自分は気にしていませんでした。否定されようが、逆に聞いてくれる方もいて、それが自分のスタイルということもありますし。今、思ってみると“アグレッシブすぎる”のは間違いなくあって、F1はチーム全体で戦うので、特にシーズン序盤での無線の使い方は少しやり過ぎたなと感じていて、チームのムードにも良くないですし、良くない無線もかなりありました。そこは凄く反省しています。』
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