ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、ホンダのF1初勝利の地であるメキシコでのレースに向けて、次のように語った。
『今週末はレッドブルのペレスの母国、メキシコでレースが開催されます。今シーズンも残り5戦となりました。まずはここメキシコから始まり、ブラジル、カタールにかけての3連戦に向かいます。』
『今回のレースの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、海抜約2300mに位置し、カレンダー中で最も標高が高いサーキットです。標高が高く気圧が低いので、空気密度が低くなることから、パワーユニットや車体に多くの影響を及ぼします。具体的には、ターボの仕事量が平地と比較して多くなったり、エアロ効率や冷却効率の低下などといったことが起こります。したがって、車体・パワーユニットともに平地とは異なる環境に合わせたセッティングや、エンジンキャリブレーションが求められます。過去のデータをもとに今年のパワーユニットに合わせたセッティングを準備し、さらに実際の走行データをもとに最適化を進めていきます。』
『チャンピオンシップを戦う中で、ここから最終盤に向けて、一戦一戦が今まで以上に大切になります。チームとともに十分に準備を整え、良い戦いができるように最善を尽くして臨みます。』
[2021.11.04]
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