ピレリは、2022年シーズンに向けて準備をしてきた18インチタイヤの開発テストを全て完了したことを明かした。
F1は新レギュレーションの導入に合わせてタイヤのインチアップを決めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一年延期されて2022年から導入される。ピレリは2019年の段階から走行テストを開始し、3年間で36日のテスト日程を消化。70種類以上の試作コンパウンドが投入され、ファクトリーせのシミュレーションとサーキットの実走テストが繰り返された。
テストには各チームが協力し、テスト用にミュールカーを用意して交代で走り込んだ。サーキットの周囲回数は4267周にもおよび、地球約半周にあたる2万キロを走破した。
ピレリは得られたデータから来年のスペックを最終決定し、来シーズンに向けて製造準備に入る。
［2021.10.19］
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