現在、F1は2026年からのエンジンレギュレーションを決めるワーキンググループを継続しているが、アウディとポルシェのF1参戦が濃厚になった。
F1は現在の複雑なパワーユニット機構を改め、MGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止を計画している。MGU-Hは技術的な面や費用的な面からメーカーにとっては重荷となっており、ここ数年はF1へ新規メーカー参入の障壁となっていた。
ワーキンググループでは、既存のサプライヤーだけではなく大手自動車メーカーを巻き込んで新パワーユニットについて議論を進めてきた。その中でもアウディとポルシェはF1参戦に強い興味を示しており、2026年からの新レギュレーションに合わせて参戦をする可能性が非常に高い。早ければ次戦トルコGPまでには新レギュレーションの規定が固まるとみられている。
なお、2021年限りでF1から撤退するホンダは、“今年で撤退する立場であるから”という理由でワーキンググループには参加していない。
[2021.09.30]
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