イタリアGPのレース・スチュワードは、決勝レース中盤に生じたＭ・フェルスタッペンとＬ・ハミルトンのアクシデントを審議し、フェルスタッペン側に非があったとして次戦ロシアGPで3グリッド降格ペナルティを科した。
26周目、ホームストレートを通過したフェルスタッペンとピットアウト直後のハミルトンが1コーナーに向けて激しく競りあった。2台は並んだかたちで1コーナーへ進入し、2コーナーへ向かうところで接触。フェルスタッペンがハミルトンが乗り上げるかたちで両マシンはストップした。フェルスタッペンのマシンはハミルトンの頭上に乗り上げたが、ドライバー頭部保護デバイス「HALO」のおかげでハミルトンに怪我はなかった。
レース終了後、スチュワードは両ドライバーを召喚。アクシデントの状況について聞き取りを行い、フェルスタッペンに次戦で3グリッド降格とペナルティポイント2を科すことが通告された。
［2021.09.13］
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