ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、F1ラストイヤーとなる今シーズンの戦いについて、次のようにコメントした。
『シーズン序盤はやや厳しい戦いでしたが、今は開幕のころよりもいい状態だと思います。連勝することの難しさはよく分かっているつもりです。全体のパフォーマンスを向上し続け、レースではすべてを完璧にミスなく機能させなければなりません。5連勝は素晴らしい結果ですが、これからも一戦一戦を集中して戦っていきたいですし、そうすれば結果はついてくるはずです。』
『パフォーマンスを発揮してここまで9戦6勝というのはいい結果ですし、ドライバー、コンストラクターともにチャンピオンシップをリードできています。ただ、シーズン23戦あるうちの9戦が終わっただけですから、まだ先は長いです。昨年からオフシーズンにかけての多くの取り組みにより、ホンダとしても新型のパワーユニットを投入し、車体側も大きな改善を果たしてきました。結果としてパッケージ全体のパフォーマンスを向上できましたし、シーズンが始まってからも改善の手は止めていません。こうした努力が実を結んだことで、現在の高い競争力を発揮できています。』
『ホンダがレースに参加する以上、カテゴリー問わず、すべてのレースで勝利を目指してチャンピオンを獲るというのが目標です。ホンダにとってはF1で最後のシーズンになるわけですから、このチャンスを逃すと、目標は達成できないままになってしまいます。まだ先は長いですが、目標を達成するために残りのレース一戦一戦で全力を尽くし、我々の悲願であるチャンピオンシップを獲得できればと思っています。』
[2021.07.17]
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