ホンダでアルファタウリのエンジンを担当するチーフエンジニアの本橋正充氏は、今週末に経験する史上初のスプリント予選形式について、次のように感想を明かした。
『レースに向けて最適なセッティングを探っていろいろと試せるのはフリー走行1だけになるので、ファクトリーでの事前シミュレーションが非常に重要です。フリー走行1の直後にパワーユニットのセッティングを決定するというのは今まで経験がないですが、できる限り正確にシミュレーションをしようと取り組んでいます。』
『スプリント予選で使う分、パワーユニットをレースモードにする時間が普段よりも長くなるので、信頼性の観点では厳しさが増します。これは、今週末すぐに影響が出るものではありませんが、年間を通じて使用できるパワーユニットの基数が決まっている以上、シーズンを通じた使用計画の中では考慮する必要があります。』
『すべてのセッティングをフリー走行1終了後に完了しておかなければならないので、できることはあまりありません。そうすると、セッティングが変更できないフリー走行2にはあまり意味がないように思えるかもしれませんが、チームも我々も、フリー走行1と異なるコンディションで、マシンの挙動やタイヤの状態などレース戦略に関連する要素を理解しておくために、様々なことを試せる場でもあるんです。』
[2021.07.15]
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