オーストリアGPのレース・スチュワードは、決勝レース最終ラップに発生したK・ライコネンとS・ベッテルのアクシデントを審議し、ライコネンに非があるとして20秒加算ペナルティを科した。
最終ラップの4コーナー立ち上がりでベッテルがイン側から仕掛け、ライコネンはアウト側のラインをキープした。その際にライコネンの右フロントとベッテルの左リアが接触し、両マシンは高速でコースアウトした。このアクシデントではライコネンのラインに問題があったと判断され、ドライブスルー・ペナルティが科された。しかし、レース終了時点であったため、決勝タイムに20秒加算相当の罰則となった。
また、このアクシデントに伴いダブル・イエローが出された。これにより充分な減速ができていなかったとして、8名のドライバーが事情聴取を受けた。最終的にはN・ラティフィとN・マゼピンがペナルティを受け、両ドライバーともストップ&ゴーが科された。ただし決勝レース終了のため、決勝タイムに30秒が加算されることになる。
なお、ライコネンは1周遅れで16位で完走扱いとなっていた。17位のベッテルとは1周の差があったため20秒タイム加算がされても順位が落ちることはなく、15位だったラティフィが30秒加算で16位に降格するため、ペナルティを受けながら“最終結果が繰り上がる”珍現象となった。
[2021.07.05]
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