ホンダのF1マネージングディレクターを務める山本雅史氏は、シンガポールGPの代替として、鈴鹿サーキットで“2開催”をするのは困難との見方を示した。
『個人的には（鈴鹿サーキットで2開催ができれば）うれしいのですが、日本では新型コロナウイルスのワクチン接種の問題があるので、フライアウェイの日本で2レースを行うのは非常に難しいと考えています。』
『オリンピックが無事に開催され、鈴鹿でも少なからず観客を入れて開催できれば、とても嬉しいです。最悪のケースで無観客だったとしても、テレビを通してホンダのラスト・イヤーで母国レースで強いということを皆さんにお見せできればと思っています。』
『ただ、2開催となると難しいですよね。日本では、新型コロナウイルスぼワクチン接種を受けているのは全体の1割程度しかいません。だからそういう状況では、話にならないと考えています。あくまでも個人的な意見ですが、2開催はできないと考えています。』
F1はシンガポールGPの代替開催候補を調整しているが、フライアウェイのためマシンやパーツのロジスティックが大きな問題となる。日本での2開催も有力なプランとなるが、ワクチン接種の普及率の低さがネックとなる。
［2021.06.13］
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