レッドブルの新フロア,合法性に疑問の声
モナコGPの週末,レッドブルの新型フロアのレギュレーション合法性について,関係者の間では疑問の声が上がっていた。
レッドブルは,バーレーンGPから「フロアの後端部分(リア・タイヤ前)に穴」を設けた新型フロアを投入しているが,この合法性が関係者の間では疑われている。現在のレギュレーションでは「フロアは同一かつ均一性があること」を定めているが,この意図的な“穴”は規定に合致しないとみる関係者が多い。この“穴”が空力にどれほど寄与するかは明らかになっていないが,バーレーンGPでS・ベッテルが優勝してチームが復調傾向にあることから,メリットがある手法とみられている。
なお,同様の手法はフェラーリやザウバーも採用しているが,これらのチームは“切り込み”を入れる手法でレギュレーション解釈の範囲内となっている。
[2012.05.29]
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