ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、M・フェルスタッペンが一時はトップを走りながらも優勝を逃し、“あと一歩”の結果に終わり次のように語った。
『今日のスペインGP決勝は、レッドブルのフェルスタッペンが2位表彰台を獲得しました。先週のポルトガルでのレースに続き、今回も2位という結果には非常に悔しい思いです。』
『予選2番手でフロンローからスタートしたフェルスタッペンは、良いスタートを決め1コーナーでポールポジションのハミルトンをパスしてトップに立ちました。しかし、異なるタイヤ戦略を採ったハミルトンに終盤にかけて激しく追い上げられ、逆転を許して2位。彼らは速さとチームの総合力で我々を上回っていたと感じています。チームメートのペレスは、昨日の予選でひじの痛みなどもあり上手くラップをまとめられず、8番グリッドからのスタートとなりましたが、トラフィックの中で難しいレースながらも、5位までポジションを上げてフィニッシュしました。良いレースを見せてくれたと思います。』
『アルファタウリのガスリーはスタート時の違反により5秒ペナルティを受けたことが影響し、大きくポジションを落としましたが、力強い走りで終盤にいくつものオーバーテイクを見せ、チームにとって貴重な1ポイントを獲得してくれました。16位スタートの角田は燃料圧力の低下が発生したために序盤にリタイア、今週末は彼にとって厳しい週末になりました。問題の原因については、早急にチームと一緒に解析を進めていきます。』
『2週間後には、モナコGPを迎えます。低速コーナーが多い特殊な市街地コースですので、ここまでのレースとは異なるチャレンジになりますが、良い準備をしていければと思っています。』
[2021.05.10]
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