F1委員会は、今シーズンの実験的な試みとして、土曜日に「スプリント予選」を導入する計画を承認した。
スプリント予選は、約100kmもしくは30分程度のフォーマットでレースが行われる。各チームは年間予算の問題で導入に反対してきたが、合意が得られたため導入が決定した。
スプリント予選が導入される場合、グランプリ週末のフォーマットを変更。金曜日はフリー走行1と予選が行われる。予選の結果により、スプリント予選のグリッドが決まる。土曜日は午前中にフリー走行2が行われ、午後にスプリント予選が開催される。スプリント予選の結果により、日曜日の決勝グリッドが決まる。決勝レースは従来と同様のフォーマットとなる。
スプリント予選は、約100kmのレース距離が予定されている。レース終了後にはパルクフェルメでトロフィーの授与が行われるが、表彰台でのセレモニーはない。また、トップ3には「1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイント」のチャンピオンシップポイントが与えられる。
スプリント予選はヨーロッパで2レース、フライアウェイで1レースが導入される。具体的なグランプリは決まっていないが、イギリスGP/イタリアGP/サンパウロGPが有力となっている。
なお、スプリント予選のフォーマット細部はこれから詰められ、世界モータースポーツ評議会で最終承認が行われる。
■フリー走行1は60分。タイヤは2セットから自由に選択可能
■予選は通常フォーマットで変更なし。タイヤはソフトが5セットのみ使用可
■フリー走行2は60分。タイヤは1セットのみ
■スプリント予選で2セットのタイヤを自由に選択できるは、
■金曜日の予選開始時からマシンはパルクフェルメ状態におかれる
■ただし、スプリント予選や決勝に向けて、いくつかの部分は変更可能とする
■予選とスプリント予選の直前に気温が10℃以上異なる状況が生じた場合、
エンジンカバーのアウトレットやルーバーを変更してパワーユニットとギアボックスの冷却を調整可能
[関連記事] |
・全般トピック関連トピック |
---|

月間記事 | ドライバー | チーム/その他 | ||||
・2025年 5月(99件) ・2025年 4月(197件) ・2025年 3月(182件) ・2025年 2月(142件) ・2025年 1月(153件) ・2024年 12月(178件) ・2024年 11月(176件) ・2024年 10月(174件) ・2024年 9月(184件) ・2024年 8月(173件) ・2024年 7月(199件) ・2024年 6月(174件) |
・ハミルトン ・ベッテル ・ガスリー ・ヒュルケンブルグ ・グロージャン ・サインツJr ・ペレス ・ライコネン ・クビアト ・クビサ |
・ボッタス ・ルクレール ・フェルスタッペン ・リカルド ・マグヌッセン ・ノリス ・ストール ・ジョビナッツィ ・アルボン ・ラッセル |
・メルセデスAMG ・フェラーリ ・レッドブル ・ルノー ・ハース ・マクラーレン ・レーシング・ポイント ・アルファロメオ ・トロ・ロッソ ・ウィリアムズ |
・全般 ・レース関連 ・日本GP ・FIA ・ピレリ ・テスト ・サーキット ・イベント ・フジテレビ ・ホンダ |