アルファタウリの角田裕毅は、昨年からテスト走行で多く走り込んだイモラ・サーキットでのエミリア・ロマーニャGPについて、レースを楽しみにしていることを明かした。
『バーレーンでの初のF1レース週末はとても楽しかったですし、2戦目のイモラも楽しみにしています。バーレーンでは、特にサプライズはあまりありませんでしたが、取材対応だけは予想外の多さでした。初めてのレースと予選の中ではそんなに驚くようなことはなかったです。』
『バーレーンの予選について、戦略に悔いはありません。ミディアムタイヤで予選3回目進出を狙ったことは良い経験でしたし、チームにとってもあのタイヤ戦略は新たなチャレンジでした。トップ5や6に入れるポテンシャルがあり、もっと上のグリッドを得られたかもしれませんが、そこから多くを学びました。どのセッションでも常に集中できていたので、緊張やプレッシャーもなく、時間がないと感じることもありませんでした。同じサーキットでプレシーズンテストができたこともよかったのだと思います。ポルティマオやモナコなど経験のないサーキットでは、バーレーンよりもタフな戦いになるはずです。』
『イモラについては、走行経験も多く、バーレーンと似た形で入っていけるので、問題ないはずです。開幕戦での経験も活かせると思いますし、イモラでもマシンには自信があります。中速域のコーナーが多く、そこに高速コーナーもいくつかあるサーキットです。1~2コーナーのような高速シケインが好きで、これまでに経験のない、イモラならではの箇所だと思います。また、高低差が大きい点も気に入っています。他とは異なるコースなので、多くのドライバーがドライビングを楽しんでいるのだと思います。また、11~12コーナーのアクア・ミネラリは、下り坂で右コーナーが連続し、ここも楽しめます。全コーナーが好きですが、特にこれらはお気に入りです。』
『レース週末の開始から、徐々にペースを上げていきます。これがカギになるはずで、フリー走行1でミスをして自信を失うようなことはしたくありません。シーズン開始前にここで走り込んだので、チームとしてはマシンセットアップに集中して取り組み、そのアドバンテージを活かして良い結果が出せればと思います。チームにとってのホームレースなので重要な一戦ですし、ボクにとってもホームのように感じています。』
『バーレーンを終えて興味深かったのは、日本のファンよりもヨーロッパからのほうが大きな反響だったことです。これは文化の違いもあり、日本のファンの皆さんは、数戦かけてボクがどれだけできるか見ていこうと思ってくれていると思います。ヨーロッパでの反応には驚きました。ボクにとって、バーレーンは完璧なレース週末にならず、もっと上を目指していたので、予想外でした。ファンの皆さんの応援がうれしいですし、それをプレッシャーではなく、ポジティブなものとして捉えています。今週末もきちんと自分の仕事を進めていきます。』
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