ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、バーレーンGPの週末を優勢に進めながらも、決勝レースで優勝を逃し次のように語った。
『今日のシーズン開幕戦はレッドブルのフェルスタッペンがポールポジションからスタートしたものの、残念ながら勝利を逃し2位表彰台獲得に終わりました。勝利を逃したという悔しい思いの一方で、ポールポジション獲得に加え、レースでも終始トップ争いを繰り広げるパフォーマンスを見せられたことをポジティブに捉えています。レースでは、戦略の違いによりハミルトンを追いかける展開になり、最後は1秒差以内まで追い詰めたものの、惜しくも届かず2位となりました。』
『チームメートのペレスは、フォーメーションラップ中の電源シャットダウンによりマシンがコース上でストップ。幸運にも電源が復活し、ピットレーンからスタートすることができました。最後尾からの追い上げにもかかわらず、素晴らしい走りで5位まで順位を上げてフィニッシュしています。今日発生した問題については、車体・パワーユニット合わせてこの後解析を行い、再発防止に向けて対応をしていきます。』
『アルファタウリの角田は、デビュー戦でいくつものオーバーテイクを見せて、9位入賞を果たしました。うまくタイヤをマネージし、良いレースをしてくれたと思います。ガスリーについては序盤の接触が影響し、残念ながら終始後方でのレースになりましたが、アルファタウリの2台は週末を通して速さを見せていました。ホームグランプリとなる次戦も良い走りを見せてくれることを期待しています。』
『今週末は両チームともに競争力があることを見せてくれました。オフシーズンの間に懸命に開発を進め、新しいパワーユニットを送り出してくれたHRD-SakuraとHRD-UKのメンバー、それに素晴らしいマシンを開発してくれたレッドブルとアルファタウリにも感謝の言葉を贈りたいと思います。今回のレースでのデータを入念に解析し、パワーユニットの最適化をすると同時に、問題点や懸案に対しての対応を進め、次戦に臨みたいと思います。』
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