ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、バーレーン合同テスト初日の結果を次のように振り返った。
『例年になく短かったオフシーズンを終え、いよいよプレシーズンテストがスタートしました。ホンダにとって最後となるシーズンに向けて、HRD-Sakura、HRD-UKのすべてのメンバーが一致団結し、戦闘力向上を目指して開発を進めてきました。レッドブル・ホンダ、アルファタウリ・ホンダの2つのチームも我々と同様に高いモチベーションで開発を続けてきました。』
『2021年型車両で初の本格走行となるプレシーズンテストは、今年からレギュレーションの変更によりわずか3日間となっています。Honda F1最終年のスタートであり、また新型のパワーユニットを持ち込むなど、今年は例年以上の緊張感をもってテスト初日を迎えました。』
『今日はレッドブルのフェルスタッペンが全車の中で最多となる139周、ガスリーと角田2人が午前午後に分かれて走行を担当したアルファタウリが合計で111周。ホンダとしては計250周を周回し、パワーユニットとしては大きな問題もなく順調な一日になりました。パワーユニットの各種データ計測、基本的な機能確認や各モードの最適化といったメニューを進めています。』
『アルファタウリの午後のセッションを担当したルーキーの角田は、あいにく砂嵐による悪いコンディションでしたが、ミスなく堅実に走行を重ねて習熟を進めました。車体の燃料システムに異常を確認し、調査のために早めに走行を切り上げざるを得なかったことは残念でしたが、明日以降さらに周回を重ねてくれればと考えています。残りの2日間で効率よくテストを行い、残された時間を無駄にすることなく初戦に向けて準備をしていきたいと思います。』
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