マクラーレンとウィリアムズは、レーシング・ポイントのマシンコピー問題に関して、上訴を行わないことを決めた。
レーシング・ポイントが今シーズンに投入したマシン「RP20」は、昨年のメルセデスAMGのマシンをコピーしたとされ、ライバル達から大きな批判を浴びた。シュタイアーマルクGP後には、ルノーがブレーキダクトのコピーを指摘し、最終的には違法判断が下され罰金とポイント剥奪が決まった。
FIAの判断を巡り、5チームが“裁定が甘い”として上訴の手続きに入ったが、マクラーレンとウィリアムズは「これ以上争っても得られるものがない」として離脱を決めた。そのため、今後はフェラーリやルノーが中心となって争ってゆく。
なお、レーシング・ポイントにも裁定を不服として上訴の権利があるが、まだ上訴の判断を示していない。
[2020.08.13]
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