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FIA、ホンダのシャットダウン時期のズレについて説明

FIA、ホンダのシャットダウン時期のズレについて説明

FIAのシングルシーター部門の責任者を務めるN・トンバジスは、今年春にヨーロッパのエンジン・メーカーがシャットダウンするなか、ホンダだけが“時期をずらしてシャットダウン”に入ったことについて、次のように説明した。

『ホンダのシャットダウンは、他のメーカーのシャットダウンとは少し異なっていた。これは期間という意味ではなく、いつにシャットダウンするかという意味においてだ。』

『その理由は、全てのチームとパワーユニットメーカーが、新型コロナウイルスの影響を受けた特定の国において、“たまたま不利な状況にあった”からといって、他のチームが追加のロックダウンを受けることはないということに合意していたからだ。』

『これは、イタリアが早期にロックダウンに入り、イギリスが遅れていたことに関連していた。我々としては、全てのロックダウンは平等に扱われなければいけないとしてきた。日本は、新型コロナウイルスによるロックダウンは(ヨーロッパと)全く異なる推移となった。4月上旬にこのルールに合意したときは、日本のロックダウンが夏になるかどうかは分からなかった。だから、我々はホンダがシャットダウンをするのが少し後になるよう、柔軟性を持たせなければならなかった。』

『もし、日本が7月にロックダウンするような事態になったとして、だからといってヨーロッパのチームに“日本がロックダウンしたからシャットダウンしてくれ”と言うのは難しかっただろう。だからこそ、ヨーロッパがロックダウンしている間に、ホンダは仕事をすることができたし、それが今となっている。国ごとに事情が異なっているし、完全に公平な(シャットダウンの)規則は作れない。しかし、これが我々にできる最善の方法だ。』

ヨーロッパ系のチームは、大半が3月下旬から4月上旬に各国方針に従ってファクトリーをシャットダウンさせた。ホンダはヨーロッパより遅れて4月中旬からシャットダウンに入り、栃木県のさくらにある研究所の機能を停止。FIAが求めるルールに従い、サーバー機能をシャットダウンさせて開発を行えないようにした。

[2020.07.28]

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