最新F1ニュース

  • Top
  • F1News
  • ホンダ、レッドブルリンクは我々にとって相性の良いサーキット
ホンダ、レッドブルリンクは我々にとって相性の良いサーキット

ホンダ、レッドブルリンクは我々にとって相性の良いサーキット

ホンダのF1テクニカル・ディレクターを務める田辺豊治氏は、今週金曜日からのオーストリアGPにむけて、次のように意気込みを語った。

『当初開幕戦となるはずだった3月のオーストラリアGPが走行中止になって以降、長い期間を経て、再びサーキットに戻れることをホンダのメンバー一同が非常にうれしく思っています。』

『この中断期間中には、急きょ改定されたF1レギュレーションにともない、日本のHRD Sakuraとイギリスのミルトンキーンズでファクトリーシャットダウンを実施しました。その期間を除き、我々はパワーユニットの開発を継続し、今回の2020年初戦に向けた準備を進めてきました。このレースで使用するパワーユニットはオーストラリアで使用する予定だったものから、信頼性とパフォーマンス両面でのアップデートが施された仕様になります。』

『いまだにウィルス感染が収まりきっていない状況下でここから欧州各地を転戦する戦いが始まります。レースを確実に実施するためにはメンバー・関係者の安全が最優先となることはいうまでもなく、そのために各チームともに参加人数を最低限とし、F1が定めた感染防止ルールに従いレース運営を進めていきます。』

『ホンダにおいても、マシンを走行させるのに必要なエンジニア・メカニックといった要員は通常時と同人数が帯同するものの、マーケティングや広報、一部のマネジメントといった間接スタッフは帯同せず、リモートでオペレーションを行う形になります。レース帯同メンバーは2つのパートナーチームと共にそれぞれ行動し、同じホンダ内であっても担当チームが異なるメンバー同士では接触しないかたちでレース運営を行います。第1戦、第2戦が同じオーストリアのレッドブル・リンクで行われるため、移動の負担はいくらか軽減されますが、多くの制約をともなう形での3週連続のレース開催は、精神的・肉体的にもタフなものになると考えています。』

『開幕の地となるオーストリアのレッドブル・リンクは、昨年ホンダがF1復帰後初優勝を挙げた地で、我々にとって相性の良いサーキットです。今年はレッドブル、アルファタウリ共にシーズン通して昨年よりもさらに上の成績を目指して戦いますので、その目標に向かって勢いをつけるべく、開幕戦で好成績を挙げられるようにチーム一丸となって挑みます。』

[2020.07.02]


最新記事一覧
ザウバーの周冠宇は、今週末の中国GPで特別デザインのヘルメットを装着する。 中国GPは新型コロナウィルスの感染拡大…


アルピーヌはリリースを発表し、K・アヌラグと若手育成プログラム「アルピーヌ・アカデミー」の契約を結んだことを…


ウィリアムズはリリースを発表し、「コーチビルト ウイスキー」と提携を行ったことを明らかにした。 「コーチビルト …


先週末、フランスのロクブリュヌ=カップ=マルタンでは「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」が開催され、フェ…


月間記事   ドライバー   チーム/その他
2024年 4月(104件)
2024年 3月(205件)
2024年 2月(149件)
2024年 1月(155件)
2023年 12月(154件)
2023年 11月(182件)
2023年 10月(191件)
2023年 9月(197件)
2023年 8月(170件)
2023年 7月(205件)
2023年 6月(175件)
2023年 5月(185件)
  ハミルトン
ベッテル
ガスリー
ヒュルケンブルグ
グロージャン
サインツJr
ペレス
ライコネン
クビアト
クビサ
ボッタス
ルクレール
フェルスタッペン
リカルド
マグヌッセン
ノリス
ストール
ジョビナッツィ
アルボン
ラッセル
  メルセデスAMG
フェラーリ
レッドブル
ルノー
ハース
マクラーレン
レーシング・ポイント
アルファロメオ
トロ・ロッソ
ウィリアムズ
全般
レース関連
日本GP
FIA
ピレリ
テスト
サーキット
イベント
フジテレビ
ホンダ
  【F1ニュース/最新トピック】   【F1雑誌/F1関連書籍/DVD 最新刊】