アメリカのマイアミ市は、F1開催に関する重要な投票を2週間延期することを決めた。
アメリカではオースティンに続き2つ目のグランプリ開催を目指している。マイアミ市は開催候補地として名乗りを上げ、既に地元のハードロックスタジアムを舞台とした開催計画を提案。F1とも開催に向けて合意がとれている。
マイアミでのF1開催は、ハードロックスタジアムを中心とした市街地コースになる。公道を使用するため地元住民の反発も強く、反対運動や裁判も起こされてきた。マイアミ市では、地元住民の理解を得るためにコース計画の一部を見直し、フリー走行のセッションも学校の授業時間に重ならないように配慮した。
これらの新しい計画案は既に発表されており、承認の手続き投票を経るだけだった。しかし、この投票が2月4日まで先送りされる判断となった。マイアミでF1開催を目指すプロモーターは、地元住民の反対運動について“妨害行為”と反発している。
[2020.01.27]
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