元F1ドライバーのＭ・ブランデルが、レーシングドライバーのキャリアを終了させ、引退することを発表した。
ブランデルはイギリス出身のドライバーで、現在は53歳。1990年にウィリアムズでテスト・ドライバーに就任し、1991年にブラバムからF1デビューを飾った。その後、マクラーレンでテスト・ドライバーを務め、1993年にはリジェから再びフル参戦を勝ち取った。1994年にはティレルへ移籍し、片山右京とチームメイトを組んだ。F1では表彰台に3回上がり、粘り強い走りでファンを魅了した。F1を離れてからはアメリカのCARTに参戦。通算3勝を挙げる活躍を見せた。
ブランデルはF1解説者としてテレビでも活躍したが、昨年はイギリスのツーリングカー選手権「BTCC」に参戦していた。ブランデルは2020年の去就を明らかにしていなかったが、SNSで『レーシングドライバーのキャリアを終える発表をする時がきた』と投稿し、レース活動からの引退を表明した。今後のキャリアについては明かしていない。
［2020.01.07］
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