今年の日本GP・フリー走行でトロ・ロッソのステアリングを握った山本尚貴が、レッドブルから“グッド・オファー”を受けていることが明らかとなった。
山本尚貴はスーパーフォーミュラのタイトルを獲得し、グランプリ週末にF1マシンを走らせるために必要なスーパーライセンスを保有。トロ・ロッソでの日本GPでの走りが評価され、今後の去就が注目されている日本人ドライバーだ。
ホンダのF1マネージングディレクターを務める山本雅史氏は、雑誌のインタビューで山本尚貴へレッドブルから前向きな話をもらっていることについて、次のように語った。
『レッドブや(アドバイザーの)H・マルコと、山本について会話していることは認めます。我々には、かなり良い“っグッド・オファー”がありました。しかし、それにはホンダやチームの決定だけではなく、尚貴にも話をしなければなりません。彼はF1とは異なるシリーズに参戦していますからね。もちろん、話は進行中ですよ。』
レッドブルとトロ・ロッソは、既に2020年シーズンのドライバー体制を確定させている。しかし、リザーブ・ドライバーやテスト・ドライバーは“空き”の状態で、山本尚貴がその役割を担う可能性が高いと予想される。
[2019.12.17]
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