F1のC・ケアリー会長は、2021年以降のシリーズで各チームに配分される「賞金」について、今後の賞金分配ルールについて各チームと期限を定めず話し合いを続けることを明らかにした。
『我々が最終決定しなければならないのは、F1のガバナンスと賞金に関してだ。これには期限を定めない。他のケースで述べたように、我々がプライベートで行っている議論で解決を図ってゆくだろう。他のように、公にしての交渉はするつもりはない。』
『F1というスポーツの性質上、まわりには常にある程度の“ノイズ”がある。しかし、今現在のお枯れた状況は良いと感じている。我々の目標は、全チームとできるだけ速やかに解決を図ってゆくことだ。』
F1には各レース結果に応じて賞金が配分されるが、この賞金ルールは過去に設定されたものが継続されており、現在のF1経営を行うリバティ・メディアは改善を目指している。賞金配分ルールは非常に複雑で、単なるリザルトに応じて配分されるだけではなく、参戦の歴史など“F1への貢献度”といった要素も加味されるため、新規参入チームからは改善要望が強く挙げられてきた。
[2019.12.05]
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