アブダビGPのレース・スチュワードは、メルセデスAMGのＶ・ボッタスに対して戒告処分を科した。
ボッタスはフリー走行2の際、11コーナーへの進入の際に前を走るＲ・グロージャンの左リアに接触し、両マシンがスピンするアクシデントに見舞われていた。このアクシデントで双方のマシンがダメージを受け、セッションは一時赤旗中断となった。両ドライバーに怪我はなかった。
今回のアクシデントについて、レース・スチュワードは、ボッタスの不注意が原因と判断。戒告処分を科すことになった。
なお、グロージャンはアブダビGPで様々なアップデートプログラムを試していた。グロージャンは、アメリカGPでＫ・マグヌッセンにだけ投入されていたシャシーをベースとした「レース15パッケージ」を試し、これが好調だったことからフリー走行2でも使用していた。しかし、アクシデントでこの大切なパッケージを全て失うことになった。
［2019.11.30］
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