レッドブルのＡ・アルボンは、ヨーロッパ・ラウンドの締めくくりとなるイタリアGPにむけて、次のようにコメントした。

『モンツァでのレースが楽しみなんだ。ゴーカート時代、イタリアに2年間住んでいたから友達もたくさんいるよ。先週末、いろんな事がありすぎて記憶が少し曖昧なくらいだ。ボクが淡々として見えたのも、それが理由のひとつかもしれないね。レース週末が“いつの間にか終わっていた”感じだったから、振り返る時間をきちんととって、チームと共に何をすべきかを確認するよ。5位は素晴らしい結果だったけど、まだ課題と改善点がある。今週末に向けた“宿題”をきちんとこなして、マシンの理解を深められるようにするよ。』

『モンツァでは、スパでの取り組みをそのまま継続することになる。引き続き、できる限り多くを学んでゆきたいんだ。スパとモンツァは連戦だから、日曜にレースを終えて、水曜にシミュレーターへという流れで動くことができる。記憶が鮮明なままレース週末に臨めるよ。思い出す時間が不要なのは、良いことかな。』

『ボク自身としては、今回はもっと予選にフォーカスしてゆきたいんだ。予選アタックは楽しいけど、スパではペナルティが分かっていたから、レースに重点を置いていたんだ。ボクらにとってモンツァは相性が良いとは言えないけど、今回はマシンの経験があるから、フリー走行1はもう少しスムーズに進められるハズだよ。先週は、サーキットに着くまでチームメンバーのほとんどを知らなかった。でも、みんなとてもフレンドリーで最高の雰囲気だったし、どうやって仕事を進めるのか理解できた。さらに、先週と違って耳に入ってくる雑音や忠告も減るだろうから、より穏やかにレース週末を迎えられるかな。レース現場では、ドライビングに集中したいからね。課題はあるけど、去年のF2では3位にはいって、ポールポジションとも0.1秒差だったから、今年も大失敗はしないハズだ。』

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