元マクラーレンのレーシング・ディレクターであったE・ブーリエは、ホンダとのF1プロジェクトが初期の段階から“失敗”することが分かりきっていたと明らかにした。
『既に最初の会議において、ホンダが直面している大きな課題に対して準備が出来ていないことを実感した。私はロン・デニス(当時チーム代表)に“トップになるには少なくとも3~4年の開発が必要だ”と直ぐに言ったよ。だが、既に契約には署名されており、デニスは過去の成功を再現できると確信していた。』
『現在のエンジンは非常に洗練されていて、長年の開発に基づいている。(パワーユニット制が導入された)当時に競争力を凌駕する準備が出来ているのはメルセデスだけだった。マクラーレンとホンダの組み合わせは、技術や歴史的な観点からみて、この複雑な時期に結果をもたらせなかった。』
マクラーレンとホンダは2015年から複数年契約を結んでいたが、成績不振もあり関係はわずか3年で破綻した。マクラーレンは2018年からルノーを登載することになったが、ブーリエは事態がさらに深刻になったと付け加えている。
『我々は、昨年4月の段階でマシンが完全にダメなことに気づいた。データの相関に深刻な問題があり、既に手遅れで解決策はなかった。いくつかの点において我々は2017年よりも競争力がなく、これに対処するのは困難だった。』
[2019.03.26]
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