FIAは、レース・ディレクターを努めていたチャーリー・ホワイティングが肺塞栓症のためオーストラリアで死去したことを明らかにした。享年66歳。
ホワイティングはレース・ディレクターとして、レースの運営や進行の全般を取り仕切っていた。2019年シーズン開幕に向けてオーストラリア・メルボルンに入り、水曜日にはアルバートパーク・サーキットで現地視察を行い金曜日からのグランプリに備えていた。
ホワイティングは1977年にヘスケスでF1に関わり、その後にブラバへ移籍した。そこでF1運営を担うようになるB・エクレストンと出会い、1990年代になってFIAで仕事をするようになった。ホワイティングは1997年からFIAのレース・ディレクターを務め、マシンやコースの安全性や技術上の手続きなど、広範な職務を担当した。毎年日本GPの際、コースサイドのオフィシャルがチャーリーを歓迎し、企画イベントを開催して愛されていた。
FIAのJ・トッド会長は、ホワイティングの死去を受けて次のようにメッセージを発表した。
『チャーリーの死去について知らされ、非常に悲しんでいる。チャーリーは偉大なレース・ディレクターであり、F1という素晴らしいスポーツの倫理とスピリッツを具現化した、F1の象徴かつ中心的な人物だった。F1は誠実な友人でありカリスマ的なアンバサダーであるチャーリーを失った。』
なお、FIAはホワイティングの後任についてはまだ決めていない。
[2019.03.14]
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